お読みあそばせ

もはやただの日記

15年ぶりに自転車に乗った(Pacific CarryMeレビュー)

中学? くらいに自転車を買ってもらった。たしか紫がかった水色の、中学生らしいかわいい自転車だったと記憶している。
24インチの女の子向け自転車を、なにを思ったか父親が試乗し、本屋まで行ったのだが、カギを持っていくのを忘れ、駐輪したらそのまま盗まれた*1。私は1度も乗らずに。

それから15年あまり、自転車を買ってないし乗ってない。
しかし数年前BROMPTONに出会ってから、簡単に折りたたみできて、コロコロ輪行ができる自転車が欲しい! と思った。そして念願のキャリーミーを買うに至る*2

CarryME | Pacific Cycles Japan


折りたたみ方:Carry Me 編

キャリーミーは8インチというめちゃ小さいタイヤなのに、ママチャリ程度には走り、折りたたんだサイズ(接地面)はA4サイズに収まる。重さは10kgを切っている。コロコロもついてるし、私にもなんとか輪行が可能だろう。
別に輪行して遠くにいくわけじゃない。私はじつは登山も結構好きなのだが、とにかく根性がないので、ロープウェイのある山にしか登らない。行き歩いたら帰りはロープウェイだ!
だから疲れたら即地下鉄やバスに乗って輪行だ! という自転車、が欲しかった。

今日、1kmほど先の最寄り駅まで行って銀行周りの用事を済ませた。
15年ぶりの自転車はかなりドキドキする*3。幸いスピードのでない自転車だ。8インチという小径もあいまって、すぐ止まる。ゆっくり走った。
家から駅まではずっとゆるやかな下り坂なのでとっても楽。
しかし、帰りはずっとゆるやかな上り坂だ。キャリーミーはシングルギアなので、ギアチェンジできない。15年前は小高いところに住んでいたので、坂という坂を自転車で登りきった記憶はなく、つねに押して歩いていたものだが、キャリーミーはなんとかなった! しかし家についたら日頃の運動不足も祟り、足はヘニャヘニャである。

帰り道横断歩道を待っている間、小綺麗なおばあさんに話かけられた。「素敵な自転車ねえ」。はい! 素敵なんです! これ、折りたたんで玄関においておけるんですよ!
札幌は大通駅・札幌駅・すすきの駅の周辺にいい感じの店があるものの、地下鉄の1区間はやや高いし、歩くにはやや遠く、ずっと小径車でゆっくり走れたら、あのパイのお店や、パン屋さん、コーヒーショップに行けるなあと思っていた。これで少しは行きやすくなると思う。
問題は私の体力と根性なので、この夏はがんばって自転車に乗る体を作りたい。

余談

2017モデルからついた、デタッチャブルリアフォークが邪魔で、abusのブレードロックがつけられないという迂闊なミスをした。幸いいつもしょってるリュックのサイドポケットにちょうど収まったが、片側に1kgほどの重りがついてるので体のバランスが微妙。
歯ぎしりせざるをえない。

*1:あたりまえだ。ちなみに弁償はないし謝罪の言葉もない

*2:ムーングレーにした

*3:数回自転車にひき逃げされそうになってこともあり、自転車が怖い