お読みあそばせ

もはやただの日記

撮って出しでいい感じに見える写真を撮る設定はこう!

最近、また「ちゃんとカメラ使っていきたい」と思って試行錯誤して、撮って出しでいい感じになる設定を作りました。結局、カメラの写真をPCに移すのと、現像がめんどうだったので。幸い自分のカメラはスナップに向いてるので「もう撮って出しでいいじゃん」と開き直ることにしました。
設定をみなおす前後の比較写真です(被写体が違っててもうしわけない。でもどちらも昼間、晴れ、自室、似たような場所から撮影した写真です)。

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フィルムシュミレーション「クラシックローム」+露出補正
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フィルムシミュレーション「クラシッククローム」+露出補正+WB補正

自分のカメラは富士フィルム(とペンタックス

自分のメインで使っている富士フィルムX70で解説していきますけど、特別なことはしてないので設定項目は他のカメラにもあるはずです。マニュアルみて探してくれ。

フィルムシミュレーションを使う

現像するのにこんなんいらんと思ってたけど、現像しないので使います。富士フィルムはフィルムシミュレーションがめちゃくちゃ優秀だしきれい。自分はクラシッククロームが好きなのでほぼそれで撮っている。最新機種についてるETERNAブリーチバイパスはもっといい感じ。銀残し的激渋の色味になる。
他社でも名称は異なれど似た機能はあります(カスタムイメージとか、ピクチャーモード、クリエイティブスタイルとか)が、富士フィルムほどナチュラルじゃないです。トイカメラ風とかは、X70ではアドバンストフィルターといいます。

気に入ったフィルターがなければ、最終的にスマホに取り込んでfoodieでもなんでも好きなアプリにつっこんで調整もできます。Wi-Fi機能があってスマホ側のアプリが対応していれば*1

ホワイトバランスを調整する

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WB未調整の写真

ホワイトバランスオートだとこんな感じ。これはこれでいい。これはこれでいいけど、もうちょっと彩度落としつつ優しい感じに撮影したくて、ホワイトバランス(WB)をややピンクめになるように設定しています(室内では)。

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WBを調整したので、太陽光の自室でもカーテンの色がだいぶ抜けた。

緑のカーテンと木製家具の主張が強いので、緑と黄色を減らしてます。それで撮影すると、下の写真のように、後ろの緑のカーテンはかなり緑が抑えられる(実際はもっと黄緑色)。これは露出もそうとう上げてるのでだいぶ明るめになってますが、それにしても最初の写真より黄色みは減っていると思います。
WBは場所によって適宜変更します。X70はボタンの割当を任意に設定できるので、変更も楽。

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もっとあたたかみがある写真がいい場合は下の方にするとよい

このように変更できない場合でも、ほとんどのカメラには、晴れ・日陰・蛍光灯・電球みたいな設定があります。ダウンライトの居酒屋とかだと、日陰とか電球設定が活きてきます。

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壁紙はクリーム色だけどクリーム色っぽくはないし、WBのせいでうすくピンクのフィルターをかけたように見える。MENGMODELの38(t)戦車かわいいね。

露出を変える

室内撮影の場合はどんなに太陽光がはいってても±0では暗い! ので、±0〜+1くらいの間で撮影してます。カメラの液晶は相当明るいので、スマホやPCでみた場合、カメラ液晶より1〜2段階暗くなると思って調整する。
これもX70はアクセスしやすい。助かる〜。

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こんな上にボタンついてるコンデジ、いまはX100くらいでは?

このくらいやれば、撮って出しでもいい雰囲気の写真がとれる

とれます。
というかもともとカメラ内でいじるのに、アクセスがいいからX70を買ったんだった。買って4−5年たつけど今やっと「これ選んでてよかった〜!」と思っています。

写真も絵と一緒で、よさげな写真は基本的に、構図と、光の量の把握なので、たくさん撮影して、好きな写真を研究してみていろいろ試してみよう。

*1:X70は結構昔のカメラなので最新のiOSアプリには対応していません。Androidは対応していたのでよかった。