お読みあそばせ

もはやただの日記

タミヤ 1/72 三菱 零式艦上戦闘機三二型 完成

作った。

タミヤ 1/72 三菱 零式艦上戦闘機三二型

前回コルセアを作って改良点が見えたので、次はもっとうまく作れるぞ! という意気込みで作った。そしてきちんと失敗から学んで完成した。もちろん新たな失敗もした。
零戦三二型を選んだのは、主翼がバツーンとカットされて四角い翼なのが珍しかったのと、箱絵の見慣れない零戦の色*1気持ち悪いもとい、印象的だったからです*2。あと日本の飛行機は、憧れの青竹色が塗れる!

eupholab.net

前回からの学び

モールドの彫り直し

コルセアは紺色なのもあり、塗ったらモールドが全然目立たなくなった。から、彫り直しをしようと思って。一部を彫り直した。彫り直した部分はちゃんと影になったし、初めてにしてはうまくできたんじゃないか!?
接着剤で埋まったところはよれてしまったので、次はちゃんとガイドテープを使いたい。

ここはきれいにできたところ。デカールも凸に追従してる。

デカール軟化剤を使う

飛行機、平面に見えてそうじゃないから戦車のつもりでやるとデカールがうまく貼れない。ので、今回は軟化剤を買ってきた。力をいれないのが一番重要なので、そっと筆を使って追従させたらうまくいったと思います。
青いラインもうまく繋がった。よかった。

エンジンの接着はしっかり

コルセアはなんか知らんがエンジンが、最後の最後で取れてカウルの中でカラカラしてる。今回は入念に接着剤つけて接着した。もちろんバッチリくっついています。

新たな失敗

コクピットの部品なくした

まあ、これは絶対にやると思ってた。くっつけるときに力が入りすぎて、ピンセットからびょーーんと飛んでいって見つかっていません。お前はどこにいったんだよ。

翼端部品もなくした

「わ〜、これもなくしそ〜」と思ったので慎重にそっとくっつけたのに、1回目のトップコートを吹いたあと、機体を撫で回してたら取れてた。家の中に落ちてるはずなんだけど、これも見つかってない。

左の翼端部品がない。デカールも切れちゃった……

ライン状のデカール、切れてる

これもきれいに貼れたと思ったけど気付いたら途中でちぎれてた。ちぎれたところ、どこに行ったんだほんとに。みんな勝手にどっか行かないで欲しい。

うまくいったところ

風防の塗り分け

コルセアくらいなら肉眼でやれるけど、この枠の多さは無理……。ということでマスキングテープを買った。きれいに塗れてよかった。筆だから心配だったけど、きちんと貼ればちゃんと塗れる。

接着剤のあとを消す

1000番のヤスリで撫でると消えるよ、と誰かが言ってたのでそのとおりにしたら消えた。すごい。

メインの灰緑色のニュアンス

タミヤの灰緑色をベタで塗ったあと、それに白をまぜたものをサッサッとドライブラシした。いつも下地を塗りつぶさない塩梅を意識するのに、結局塗りすぎてしまうので、今回は当社比モノ・スゴイさっぱり目に塗ったら、これくらいでいいっぽい!
塗ったあとは、墨入れとチッピングしかしてない。墨入れにしても、半ツヤトップコートふいたあと慎重に拭き取ったので、かなりきれいなはずなんだけど、汚したようなニュアンスが塗りだけできちんと出た。写真だとわかりにくいから、映えを意識するなら色の差はもっと大胆でもよさそう。

かっけえ〜

感想

飛行機自体にそれほど興味がなかったんだけど、2機作ってみたらいろんな発見があってよかった。零戦はコルセアよりちょっと小ぶりでシュッとしててかわいい。コルセアは胴体が丸くてかわいい。
同じ戦場で戦ってた戦闘機がデスクにあると……まあ……正直邪魔。横幅15cmくらいあるからね。並べて飾るために、モニタの上につける棚買ってもいいかもなと思った。

最後ウォッシュするかどうか迷ったんだけど、眠いから寝よう! で寝て正解だった。筆塗りなので色だけでしっかりニュアンスが出せました。デスクライトがないので、夜、プラモをやるにはかなり暗いし色がわからない。零戦組み立ててる間、けっこう問題だと思ったので近々デスクライトを買います。


次は戦車に戻ります。戦車の、とりあえず全部組んで「もう戦車じゃん!」ていう感動を得たい。飛行機は風防をすべてが終わってから取り付ける都合上「はやく……はやく取り付けたい……」となっていた。マスキング取らなければいいのに、仮組してはやくどんなか見たくてね。

零戦ひとつ作ってみて、他のと並べて比較しなくちゃいけなくなってしまったので、また買いたい。

*1:有名なのは濃い緑色のやつ。飛行機ミリ知らの人間からすると、日本の戦闘機全部あの色のような気がするけど、そんなことはない。

*2:切れた翼のせいで零戦と認識されてなくて、これだけコードネームが違うっていう話スキ。零戦はzekeとかzeroって呼ばれていたようですが、これだけhampと名付けられている。