エロいBL小説が読みたいとき、思い浮かぶ作家は重めの作風で、もっとハッピーでぐずぐずのエロが読みたいんじゃい! そんなときは本作です。*1
ものすごく端的にいうと幸せで綺麗でかわいい肉便器と、幸せで仲良しの穴兄弟。4Pが2回、2Pが2回、触手の尿道責め、授乳もある、最初から最後までエロ満載。
こんだけエッチしてると本編が疎かになるでしょうと思いきや、最後まで破綻のなく、ハッピーエンドでバッチリ終わる手際のよさ。
複数プレイでも罪悪感のない世界感がバッチリ構築されていて、受けちゃんもそれを受け入れて、体はどんどん女になっていく仕組みの世界観。お見事!!
きちんとBLなんだけど、ティーンズやレディコミを彷彿とさせるエッチの文脈に、にたにたしてしまった。
同人誌には、本編でエッチできなかった朱雀王キリルとできてるみたい。嬉しいサービス付き。コミコミスタジオで委託していました。
すごくエッチなのが読みたいけど暗いのはNG! サクッと読めてストーリーも楽しみたいときにドンピシャの作品でした。
- 作者: 真宮藍璃
- 出版社/メーカー: 株式会社シーラボ
- 発売日: 2016/06/20
- メディア: Kindle版
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[まとめ買い] フェロモン探偵(講談社X文庫ホワイトハート(BL))
- 作者: 丸木文華
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*1:丸木文華著「フェロモン探偵シリーズ」なんかも軽くてエッチでおすすめです。