お読みあそばせ

もはやただの日記

幸せで濃密なエロにエロを重ねても破綻なし!「四獣王の花嫁」

エロいBL小説が読みたいとき、思い浮かぶ作家は重めの作風で、もっとハッピーでぐずぐずのエロが読みたいんじゃい! そんなときは本作です。*1

ものすごく端的にいうと幸せで綺麗でかわいい肉便器と、幸せで仲良しの穴兄弟。4Pが2回、2Pが2回、触手の尿道責め、授乳もある、最初から最後までエロ満載。
こんだけエッチしてると本編が疎かになるでしょうと思いきや、最後まで破綻のなく、ハッピーエンドでバッチリ終わる手際のよさ。
複数プレイでも罪悪感のない世界感がバッチリ構築されていて、受けちゃんもそれを受け入れて、体はどんどん女になっていく仕組みの世界観。お見事!!

きちんとBLなんだけど、ティーンズやレディコミを彷彿とさせるエッチの文脈に、にたにたしてしまった。
同人誌には、本編でエッチできなかった朱雀王キリルとできてるみたい。嬉しいサービス付き。コミコミスタジオで委託していました。

すごくエッチなのが読みたいけど暗いのはNG! サクッと読めてストーリーも楽しみたいときにドンピシャの作品でした。

四獣王の花嫁 (ラルーナ文庫)

四獣王の花嫁 (ラルーナ文庫)

*1:丸木文華著「フェロモン探偵シリーズ」なんかも軽くてエッチでおすすめです。