プロジェクトにはしばしばある。「とりあえず見られるように作っておいて、後からちゃんとしたものに差し替える」。どうすればいいんだろう。だいたい、すでにあるSCSSにはなるべく手を加えず、新たなSCSSを書く。
アンスコでライブラリにしてしまえば、それなりに整理できるしSCSSは便利だね。
当時、ホームページを作るのが楽しくて、構築しては新しいのに差し替えて、を繰り返した。そのためわたしはメンテしやすいCSSを知らない。
他人が書いた美しいCSSに書き加えたりかき消したりするうちに、「ああ、こうしてファイルが汚くなっていくのか」という実感ばかりが沸き起こる。しかしメンテしづらいと思ったとき、だいたい向こうもサイトが古い気がしてリニューアルすることになったり、ならなかったりする。
しかしちょうどいい機会だし、と買った本にはこう書いてある。
同じものが3度登場したところでコンポーネント化を考える。2度目までは我慢する。
こうなると、なかなか、3度登場することがないことに気づいた。もしかしたらあるのかもしれないが、フレームワークが一番下にあるので、同じことを書いてる気がしないし、実際書いてない。
そもそも「同じもの」とはどの程度をさすのだ……。flexboxとかすでに何度も使ってるけど*1。
とか考えている間にもどんどん時間はすぎていく。終わりはあるしデッドもあるが、いつになったら終わるのだ、と思いながら今日もCSSを書いている。

Web制作者のためのCSS設計の教科書 モダンWeb開発に欠かせない「修正しやすいCSS」の設計手法
- 作者: 谷拓樹
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/07/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (4件) を見る
*1:最近やっと使うようになったら便利すぎてめまいする