公開2日目の日曜日。札幌ではまだ特典がもらえましたけど、首都の方ではなくなったところも多かった本作。客層はSAO以上に男性が目立ちましたが、他の劇場はどうだったんでしょうか。
見終わったあと、後ろにいた男性たちが「お兄様めっちゃかっこよかった〜」と言っていたことが嬉しかったです。
魔法科高校の劣等生の映画としてはよかったと思いますが、映画としてはSAO超えはないだろうな〜、という印象。
というのもSAOと違い、出さないといけない魔法師が多すぎる。魔法科は、魔法師を取り巻く権力や政治や魔法の仕組みを描かないといけないため、どうしても戦闘シーンは少なくなりがちなのに、登場人物に魔法師が多いから、ひとり1発が限界。
わかっていたものの、もっと魔法の打ち合いが見たかったなー! という気持ちを払拭できるほど、軍事・政治・権力争いを描いているわけでもなし。
好きなキャラが1発しか魔法撃たないと「畜生!畜生!」になってしまうかも。幹比古があんな極大魔法撃てて成長を感じたし、美月とはもはや夫婦で幸せだったけどもうちょっと活躍しても……とか……思わなくもないです。
言いたいことはいろいろあるけど、十文字先輩抱いて!!!!!!!!!!!!って感じです
— ユーホ (@tnkyy) 2017年6月18日
見どころはおそらく、司波達也よりも、映像では初のアンジーだと思います。
というのも、物語初期、それこそ1年度はお兄様は他になにができるんだろう!? という楽しさがあったものの、今はなく、むしろ「お兄様が出てきたら俺TUEEで全部終わらせてくれる」。お兄様がダースベイダースーツマント付きできた時点で全部なんとかなるでしょ、と思ってしまい、お兄様の活躍に対する楽しみはなくなってしまった。
アンジー、戦略級魔法師なのにちょっとボケてるところめちゃくちゃかわいかったし、アクセントになっててめちゃくちゃかわいいです。
あと作監・石田可奈なので、深雪が小説に近いというか、大画面でみるととびきりの美少女になるよう、気をつけて顔描いてるな、と実感できます。舞台挨拶では水着に注目! と言ってましたけど、そういうの魔法科に求められているのか私にはわからない……*1。雫の水着が半ケツですごいとは思いました。
面白かったけど、逆に劇場版SAOってすごかったんだな!? と思う結果になってしまった。人気アニメの映画化で求めるのは、お祭り感なんだけど、SAOはそれを見事にやってくれたんだなあと。
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*1:少なくとも私は求めてないけど柴田さんが好きだし柴田さんの巨乳も好きなので悔しい