お読みあそばせ

もはやただの日記

GW、ハッチング見る前にそういえば肉食ったよ

ハッチング〜孵化〜みた。

子供の抑圧された気持ちが化け物を生み出す、というのは世界各地の神話や寓話にあると思うんですけど、それです。見る前に「犬が死ぬ」というネタバレを受けたんだけど犬は死にます。
好きなタイプの映画でした。


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youtubeにどこにでもいる普通の幸せ家族(ハート)みたいな動画をアップしてる4人家族。
ある日カラスが家の中に入り込んで、ガラスのテーブルや置物やシャンデリアをめちゃくちゃにした。娘はそれを逃がそうとするけど、母は首を捻って殺してしまう。娘は母に「ゴミ箱に捨てといて」と言われて捨てに行くんだけど、数日後ゴミ回収はまだなのにカラスの死体がない。
森からカラスの断末魔みたいなのが聞こえて行ってみると、どうやら母が殺しそこねたカラスが喘いでいた。助けようと手を伸ばすけど、カラスに拒否されて、娘は石でカラスを滅多打ちにしてとどめをさしてやるんですね。
そしたらそこに卵があったので、大事に育てようとする……というオープニングです。

幸せそうな家族がじつは娘がその抑圧を一身に受けている。娘は子どもなので、そうはいってもお母さんに好かれたいだけなのに、娘の抑圧された感情で育つ雛はものすごく暴力的な振る舞いをする。
最終的には成り代わりとか、チェンジリングに至る話なのかな*1。ラストシーンはすごく美しかった。

毒親が胸糞……という映画はけっこうあると思いますが、子どもの「お母さんのこと怖いけど、お母さんしかいないからなんとかして好かれたい」というのが最後まであるから、こういうの、気持ち悪くなる人は多そうだな。よくできた映画です。
めちゃくちゃ残酷なシーンというのはない(首チョンパされた犬の死体はでてくる)代わりに、心臓をずっと撫でられてるみたいなゾワゾワがずっと続いてて、うめ〜〜、と思って見てました。最近のホラー映画は暗いシーンじゃなくて明るいシーンが多いけど、これもその系譜ですね。

すごいのは、卵の中身がCGじゃなくて特殊メイクの実物だってこと。すげ〜〜!!
あと北欧映画なので、森が完璧に北欧の森。北海道にもこういう林あるなっていう。「モイモイ」も聞けます。母の使ってるPCはタブレットPCであった。動画編集できんのか?

大人のためのおとぎ話とはよくいったもんで、これみてよかったな〜! て人には五日物語とかおすすめです。

MHS2、セールで買った

1の主人公を相棒と呼ぶナビルーに泣いた

あとGWセールだったのでモンハンストーリーズ2買いました。1も大好きだったんだけど、2もめちゃくちゃかわいい。しかしこんなストーリーおつかいの連続だったっけ?
こういうモデリングめちゃくちゃかわいいので増えて欲しいね(スカーレットネクサス!)。
戦闘に入る前のロードがやや気になる長さだけど、システム的にも子供向けゲームだし、PSにはこないと思うので諦めています。

ナビルーが前の主人公を相棒って呼んでるのめっちゃ嬉しい。

いつもの高橋牧場

ここのピザが一番おいしい。フライドポテトもおいしいよ。

GW最終日にピザ食べに行きました。年1くらいでピザ食べに行ってるんだけど、ここのピザ本当においしい。あと夏場はニセコの町に日本人が多いのでほっこりしました。冬場は外国になるので(警察官も英語で人を呼び止める街になる)。

途中に山中牧場もあるので牛乳買った。4.0とかじゃないけど低温殺菌牛乳だから、味がMOWとか牧場しぼりみたいな味でめっちゃおいしい。
牛乳そんな好きなわけじゃないけど、チーズやクリームがおいしいと、牛乳も飲んでみたくなる。でも牛乳そのものを売ってる牧場てそんな無いんですよね。多分加工品のほうが売れるからなのと、スーパーで売ってるからなんだろうけど。
1Lで買うの多すぎるから500mlとか180mlの小パックを売ってくれ……。

幼稚園の頃、爪をかじっていたのでこの蓋がまったく開けられないことが原因で牛乳を牛乳で飲むの、苦手だな〜と思っていたんだけど、特別な牛乳のおいしさはわかるので好き。

これでカフェオレとか作ったらめっちゃうまそう。

*1:取り替え子にはつらく当たれ、といわれているけど、この映画のラスト、娘になったアッリ(化け物)をみて母親が薄ら笑いを浮かべるのがとても印象的です。本当の娘が彼女にとっては出来損ないであったことが、母の口から出てくるので。