お読みあそばせ

もはやただの日記

淡々と事実を切り取ったものの画角が全然あってない「ダンケルク」

を、見ていました。8月から9月にかけて結構映画を見たと思ったんですが、思っていただけで、ハイローを4回も見ていたからで、他はダンケルクスクランブルしか見ていませんでした。

ダンケルク、淡々と事実を描写した感じが好きでしたが、映画を見慣れていない人はつまんないと思うかもしれない。事実を描いた最近の映画だと「パトリオット・デイ」のほうが楽しめるでしょう。私は興味深く見ました。
唯一思ったのは「画角が全然合ってねえ」という1点につきます。普通の映画館では画面がすごく狭くて、おかしいなと思ったらその通りでした。IMAXでも全く足りてない。ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場に遠征した人だけが日本で正解値に近い画角で見られたのではないでしょうか。ただ、戦争の音がすごい! のでせめて音だけでも楽しみたくて、IMAXで見ようと思いましたが2回行くほどではなかった。
クリストファー・ノーランはこだわりの強い監督、という印象で、そのこだわりぬいた画面づくりは本当に美しく、戦争映画を見慣れてない人、人死にが怖い人にはぜひとも薦めたい。TV版は35mmの画角を収めてくるのかわからないけど……。小さくてもいいから正しい画角で見たい。

ちなみにこれを見に行ったとき、隣がカップルだったのですが、見終わったあと彼氏のほうが「こないだハクソー・リッジ見に行ったときは寒かったのに今日は大丈夫だったね」と言っていた。「ハクソー・リッジダンケルクを彼女と一緒に見に行く!? こやつ映画好きだな」と思いました。彼女のほうは冬になったら白とピンクのダッフルコートを着ていそうな感じでした。映画好きなのかな。