モンハンやるにあたり「マルチするかもしれないし」という言い訳でゲーミングアンププロを購入しました。使ってるPCがmacで、ドッキングステーションを使ってる配線紹介を見ないので適当に書いておきます。
macにはLINE入力がないのでよくみる「ゲーム機からオーディオケーブルをPCに直結すればOK!」という手は使えません。
何がしたいか
- PCでボイチャ、あるいはアニメや映画を見つつゲームしたい
- マイクはヘッドセットのものを使用(別途マイクは買わない)
- 今までのBluetoothスピーカーとBluetoothヘッドホンでもゲームはする
- なくていい分岐はしないにこしたことはない
ヘッドセットのコードをマイク入力と音声出力で分岐させてもいい、マイクは別途使う、いい音にならなくてもいい、という人はもっと安いミキサーでも大丈夫です*1。
買ったもの・いるもの
- astro MixAmp Pro TR
Amazonで品切れの場合も他店にあるかもしれません。自分はヨドバシで買いました。
自分はBluetoothスピーカーとヘッドホンでSwitchとPS4をやっていて、もともとHDMIマトリックスを使っていた。そのまま採用。HDMIスプリッターはあるけど音声は分離できない人は、HDMIマトリックスにするか、音声分離機が必要です。
HDMIマトリックスとは
HDMIスプリッターに音声分離機能がついたもりもりのやつをHDMIマトリックスというそうです。だいたい怪しいのしかない。自分はこれを買ったけどとくに問題なく動いています。
音は光デジタルとアナログオーディオの2種類あります。当初分岐させるオーディオケーブル買おうと思ったけど、光デジタルとオーディオケーブル両方から音出るので大丈夫でした。
電源とSwitch/PS4のチャンネル切り替えはめんどくさいのでAlexaまかせです。
ドッキングステーションとは
超簡単にいうとセルフパワーのすごいUSBハブ。macに直付けするのはバスパワー。ドッキングステーションはセルフパワーなのでこれ用の電源とアダプタが必要になり持ち出しは容易ではないですが、USBの他に、モニター、マイク、スピーカー、SDカードリーダーがついていて、macの充電もできます。
macを持ち歩くタイプの人は、コード一本抜き差しすればいいので楽。MacBook Pro16インチの人はワット数気をつけてください。自分は13インチなので80WでOK。
結論
電源とってるケーブルは書いてませんが、モニター、ドッキングステーションはアダプタ付きでコンセントが必要です。SwitchとPS4は言わずもがな、Bluetoothレシーバー*2とHDMIマトリックスもUSB電源です。PC周りの電源とるのに8こ口くらいの電源タップおいてるんですが、ギリギリです……。
ノイズ走るかと思ったんですが、なんと今のところ大丈夫そうです。
解説
PCとモニタはドッキングステーションでデュアルディスプレイ
PCの電源と映像はドッキングステーションからとってます(コード一本ですむUSB-C)。モニターの映像(HDMI)はドッキングステーションへ。これでMacBook Pro2020はデュアルディスプレイに。ちなみにモニターはLGの4KでUSB-Cポートついてないやつ*3。
PCの音はPCからBluetoothヘッドホン(sony WH-1000XM3)で聞いてます。
SwitchとPS4の映像はHDMIマトリックスへ
SwitchとPS4の映像(HDMI)はマトリックスへ繋いでモニターへ。
ゲームとPCはモニターで切り替えてます。HDMI1がPC、HDMI2がゲーム。ゲームとPCを一本化してしえば切り替えもなくせて楽なんですけど、問題があったときにここ調べるほうが自分には面倒なので切り替えです。
HDMIから音を分離させる
ゲームをHDMIでマトリックス→モニターだと音はモニターから出てしまうので、HDMIに光デジタルケーブルでBluetoothレシーバーにつなげます。これでBluetooth対応のスピーカーやヘッドホン・イヤホンからゲームの音が聞けます。
ここまでが、これまでの自分のゲーム環境。
Bluetoothレシーバー、ヘッドホン、スピーカーともにapt-X以上の対応なので、音ゲーやらない限りは音の遅れは気になりません。スマホではapt-Xはないと音ズレは気になるほうなのでそれで揃えました。スマホで音ズレ気にならないという人は、SBCでも大丈夫なんじゃないかと思います。
アンプとPCをドッキングステーションで繋ぐ
ボイチャをやるためにアンプはPCモードでPCに繋ぎます。オーディオ入力と電源は付属のコード1本でまかなう方式です。ケーブルの先っちょがUSB-Aだったのでドッキングステーションに繋げました。こういうの、直通じゃないとノイズ走ったりするかな……と思っていましたが大丈夫でした。ものによると思います。
HDMIマトリックスとアンプをアナログオーディオケーブルで繋ぐ
これでゲームの音とPCの音がアンプにつないだヘッドセットから一緒になって聞こえてきます。
疑似DOLBYを使うために光デジタルをアンプ、オーディオケーブルでBluetoothレシーバー、と思っていたんですが、そうするとPCとの音が入らなくなりました。なぜ……。マトリックスの設定かね(DOLBYや4Kにも一応対応している)。
まあとくに問題はないです。アサクリとかサイバーパンクとかちょっとDOLBYでやりたかったけど。
ミックスアンププロのボリューム
左の大きいつまみが全体の音調整、右の小さいツマミがPCとゲーム音のバランスです。
GAME、VOICEという書き方になってますが、この繋ぎ方だとGAMEがPC、VOICEがゲームになります。幸い自分のセッティングだとPCがGAME側、ゲームがVOICE側に物理的に配置されてるので間違えることがない。
イコライザーは『Astro MixAmp Pro TR』イコライザ設定12種まとめのへんを参考にデフォルトのNATURAL BASSと以下に設定しました。ボイチャはまだする機会がないけど、バイノーラルマイク収録のラジオとか声小さめの配信を聞きながらゲームすると、IncendiaryよりArcturusのほうが声が強調されてます。
Dystrilationは音楽・映画用。
- Incendiary
- Arcturus
- Dystrilation
退屈なレベルあげや周回が捗る
PCでyoutubeの配信聞きながらゲームの音を小さくして周回するのが、予想以上に捗るのでびっくりしています。
本当はグランドループアイソレーターとか、オーディオ分岐ケーブルとかいるかな、と思ったけど不要で結局アンプだけ買って繋げて無事ゲームできたというのもあいまって、予想以上の大満足を得ています。
バグなおるまで再開するつもりなかったけど、サイバーパンクのお使いクエストとか、アサクリの要人暗殺とかこれで飽きずにできそう!
ただボイチャしない、音をよくしなくてもいいなら、普通のミキサーでよかった*4。USBマイクもってたり、ボイチャはmac本体のマイクでやるという人は1万6千円もださなくて大丈夫です。私は「みんながこぞって買うミックスアンププロどうなん?」と思っているので買いました。後悔はないです。
*1:ミックスアンププロはアンプなので、これを通すと音がリッチに聞こえるよ、というブツである。別に音はゲーム直の音でいいですわ、という人はPCの音とゲームの音を混ぜるだけのミキサーでいい。
*2:実際Bluetoothレシーバーは充電式だけどいちいち充電するのがめんどうなのでコンセントから電源とっています。
*3:これを買ったときは貰い物のmacがこんなはやく壊れると思っていなかった。モニター買った1年後くらいに壊れて新しいmacを買いました。でもケチらずUSB-C対応のモニターを買っていたらドッキングステーションを採用してなかったので、よかったなあ……としみじみ思っています。
*4:もっと安い、それぞれの入力に対してボリュームがついてるオーディオミキサーのほうが使い勝手がいいはずだけど、その場合それぞれの音がかすれたり、ノイズが入ったりすることもあるので結局、別途アンプを買うことになる場合もあるので注意。適当なミキサーとアンプを買ったらそれはwelcome to 沼です。