お読みあそばせ

もはやただの日記

Ghost of Yoteiクリアした

発表されてからとてもとても楽しみにしていたゲームが発売したのだった。 とはいえ9月までとは一変、ちゃんと仕事が来るようになり、新しい仕事もできて、コンスタントにコーディングできていたので、夜毎日ちょっとずつ進めていたんだけど、それでも2週間ほどでクリアしてしまった。悲しい。

奥義の掛け軸に見覚えのあるマークが(江戸時代に)

あらすじ

舞台は蝦夷地。江戸時代初期。両親と双子の弟を殺された主人公篤が、羊蹄六人衆と呼ばれているならず者に復讐する話。

文句のつけようがない

これにつきる。ユーザー目線でよく考えられた戦闘システム、飽きないクエスト、わかりやすいストーリー、見事なグラフィック、日本愛。前作未プレイのものも気兼ねなくできて、しかし既プレイのものには嬉しいエピソード。2025 BEST OF GAMEなんでは?

イマジナリー北海道がすごい

ツシマのときもそうだったけど、現地取材めちゃくちゃするし、THE 日本でしかない話なんだけど、舞台はフィクションの北海道。
そんなとこから羊蹄は見えないし、竹は生えてないし、彼岸花も実際はない。地名も微妙に違うんだけど、ところどころで「ああっ……これはおれたちの北海道だ!」と思うところがある。羊蹄山の山頂とかそのまんまらしい(羊蹄山は初心者が登っていい山ではないので、登ったことはない)。雪が腰まであるところとかね。

ムックリを奏でるアイヌのおじ
雪虫はまじでこのくらい飛んでるので、口や鼻に平気で入る。奥の点々も全部雪虫。

進化したアクションがすごい

前作ではできなかったアレコレができる! ということではなく、前作でおしかった部分が改修されているというか。仕組みは前作とほぼ同じなのに、ユーザーが使いやすいよう、しかしテクニックの余地は残しつつ、うまくアップデートされている。開発の調整うますぎない!? と感激した。 前作ではできていたのに、今作ではできない、不便……という部分もあった。でもそれが篤のPOWERで解決できるようになってる。なるほど、前作の主人公仁はどちらかというとステルス系だったのに対し、篤はメスゴリラなのでPOWERで押し切っていいし、押し切れるわけだな。とこちらは感じる。

飽きないクエストがすごい

ちょっとしたクエストに飽きがない。ちょっとしたクエストも全て異なるストーリーが用意されているので、全然飽きない。どれだけシナリオを用意したんだ。
「あそこになんかありそう」を配置するのがうまく、きれいな背景を探索してるだけで楽しいのに、それぞれ違った背景をもつ賞金首、武器の師匠、敵将、侍がいるので、クエストをやる手が止まらない。最初のボスを倒すまで40時間かかってるが? というツイートをよく見かけたけど、自分もその口だった。 ほんとうにずっと面白かった。

かわいい動物もいっぱいでてくる
前作をプレイしていると嬉しいクエストもあります

唯一批判するなら面白すぎて2週間でクリアしたところ

ほぼすべてのクエスト、すべてのスキル、すべての武器強化、すべての敵拠点を潰してボスに挑んで、クリアまで50時間ほどだった。短くない!? それだけがおしい。もっと遊んでいたかった。その後、裏ボス的なクエストをクリアして、未発見の土地を見つけてトロコンまで60時間ほどである。 このゲーム、対馬の時もそうだったけどクリアしてしまうと、敵が出にくくなり、遊びの幅が狭くなってしまうので、まだクリアしてない人はじっくり堪能してほしい。追加コンテンツも待ってます。

デスストとはお互いにコラボしていて、ヨウテイでも仮面が手に入ります。

まとめ

本作の主人公篤は、一人称が俺のメスゴリラである。草薙素子くらいメスゴリラだ。私が思春期じゃなくてよかった。思春期だったら自認が篤になってかもしれない。そのくらい主人公が大好きになったし、みんな好きになると思う。
PS5専用のアクションもすごいし(コントローラーに息を吹きかけて火を起こしたり、降って刀を打ったり、字を書く)、難易度も0から120まで用意されているので、初心者から上級者まで「PS5買ったらこのゲーム買えリスト」に堂々入選しました。
ほんとうにめちゃくちゃ面白いから、このためにPS5買いましょうみなさん。

蝦夷地が君を待っている