お読みあそばせ

もはやただの日記

氷点下でもいけたので、年末年始もプラモ作ってた

誕生日にプラモデル買って年末に写真を乗せてから、塗料も揃い何体か戦闘車両を塗りました。
冬はスプレーできないから組み立て中心かなと思っていたんですが、意外といけたので、部屋の一角が順調に模型コーナーになっています。無印の模型用引き出しも1段増えた。

札幌の冬でも外でスプレーふけた

庭がでかいので結構遠慮なくスプレーがふける、ありがたい。ガスの都合で氷点下だと厳しいかなと思っていたけど、ためしにスリッパでゴミ捨て可能な比較的あたたかい日にチャレンジしたら、全然いけた。確認したら-2℃くらいだった。一応玄関の中にお湯をはったバケツを用意し、1回吹いて、スプレーはバケツの中へ、とスプレーが冷たくならない配慮はした。
戦車は「奥まったところはどうせ影になるんだから黒でも塗っとけ」ができるから楽だけど、それゆえにどうしても黒いスプレーは吹いておきたいから……。冬の暖かい日は空気中の水分少ないし、風もないことが多いから助かる。

TAMIYA 1/48 MM 日本海コマツG40ブルドーザー

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オジサン「外-2℃ですけど、コートないんすか?」

ヨドバシの駐車場を利用したので駐車券押したいな〜、なんかない?(by母)と聞かれたので、探して1040円ジャストだったこれを購入。
逸話がすごい。

現在も世界で高いシェアを誇るコマツの、最古のブルドーザー。
アメリカの基地を占領した日本人はそこにあったアメリカのブルドーザーをみて「これはすごい!今まで手作業で何ヶ月もかかってた作業がものの数日で終わるじゃん!」と驚いたという。そこでコマツに発注したら、コマツは1ヶ月でこれを作ったとのこと*1
終戦後は多くのG40が解体。その中でフィリピン沖に投棄されたものが、サルベージされてオーストラリアへ。そこでくっついてたサンゴやらなんやらを落としたら、なんと現役バリバリ。「使えるなら使おうぜ」ということで、オーストラリアをはじめ、いろんな農場で農地を耕すブルドーザーとして使われていたそう。
あるときコマツの現地社員が「ん? 図鑑でしか見たことないけど、自社のじゃね?」ということで調べたら、コマツ最古のG40で、買い戻されて、いまはコマツのセンターに展示されているし、機械遺産にも登録されたそうです。

キットはすごくて「えっ、こことここがくっつくの? ほんとに?」みたいなところがバチッと噛み合う……。これがTAMIYAか〜!て感じ。そういえばこれが初めてのTAMIYAの戦車だった。

TRUMPETER 1/72 ソビエト軍 キャビントラクター スターリネッツS-65

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スターリネッツというかわいい名前がついてる

かわいい感じで履帯があるやつ……と思って見つけたやつ。
箱の横に「KV-1 not included」て書いてあって、えっこんな小さいのに重戦車ひぱってたの!? というくらい小さい。全長5cm。twitterで動いているところも見たんですが、後ろに履帯をはずした戦車、そのうしろに履帯をつなげてずるずる引っ張っていて馬力はすごい。こちらはアメリカのキャタピラ社のトラクターです。

小さいからちょっと汚してみようかなと思い、車体の下のほうはファレホの錆っぽい色(PANZER ACEの301 LightRustと302 DarkRust)でチッピングして「畑仕事引退したから使わなくなったけど、まだ動くしとりあえず納屋にいれとこう……で15年くらいたったトラクター」という感じにしようと思った。
汚しすぎなくていい塩梅になったと思います。

ほぼ見えなくなるのはわかってたけど、椅子は赤にぬった。
中国製のキットだけど、少ないパーツで車体の下とかリアルに仕上がっててすごい。ただ履帯のバリがすごすかった。細かすぎてヤスリもカッターも入らないので、塗ったらごまかされるかなとそのまま塗ったけど、全然ごまかされない。笑

今年の目標

nippper.com

これがめちゃくちゃエモいから、なんかかわいい色で一色塗りしたい。そのために、エアブラシを導入したい。
噂によると、低価格な一体型のやつはスプレーと昔ながらのエアブラシの間くらいで、外でもいけるようなので。部屋には塗装ブースを置く場所がない……。6畳は狭い……。

あと航空機も買ったのでそのうち組み立てます。キャノピーは履帯ほどめんどうじゃないだろう。

*1:当時開発中だったトラクターを流用したので爆速で開発できたという。