お読みあそばせ

もはやただの日記

切り抜き動画は自分のための思い出。youtubeは切り抜きのスクラップ帳。

久しぶりに切り抜き動画を作った。わたしは「切り抜き」という行為を、VTuberが好きな人のファン活動、推し活動、布教活動の一種だと思っている。違う人もいるでしょう。とりあえず新しいめの二次的活動なのであまり知見がない中、現状のスタイルに合わせて自分の持ちうるデザイン能力で盛っていくのが、技術的に楽しい。

www.youtube.com

そもそも切り抜き動画というのはある人にとっては布教活動……というかおそらくほとんどが布教活動だと思う。自分もその面はもちろんあるけど、それよりも自分のための思い出の意味合いが強い。
ライブ配信中心の活動者を追っかけていると、アーカイブを遡るのがなかなか大変になる。かつては15分程度だった動画が、1時間のライブ配信になり、今は2時間、3時間とどんどん配信時間が増えていて、これから好きになりたい新規さんも、見返したいファンもすごく大変。
なので自分が「ふふっ……」となった部分を切り抜いてとっておく。

気分的には自分用のスクラップ帳だ。
漫画はもちろん、ファンロードとか、季刊Sの好きな投稿をごっそり切り抜いてシステム手帳に切り貼りしていたので、めちゃくちゃ懐かしいし、慣れた行為の延長という感じ。オタクはいつなんどきもやることは変わらない。
Twitterに流していた頃は布教の意味合いが強かったけど、最近とある事情で退所した、アクシア・クローネ*1の切り抜きをみて「思い出だ!!!!!!!! 切り抜いてて良かった!!!!!!!!!!!!!!!!!」と思った。

大手も個人もびっくりするぐらい唐突にVTuberをやめていく。
個人に関しては、個人サイトが主流だったとき100件以上のサイトをブラウザのお気に入りに登録し、RSSリーダーを駆使して日参していたとき、ふと「最近更新されてないな」と思ったらサイト自体が消滅していた……みたいな消え方をする人もいて面白いくらいだけど。
活動を辞めて人生が揺らぐほどの愛情をここに注いではいないけど、それでも少しの寂しさはある。
そんなとき、手元に保存していた絵が残っていたら嬉しい。そんな感覚で切り抜きしていてよかったなあ! と昨日思った。

この動画は麻雀覚えたてのアクシアくんが、同期二人と三麻しているときに、トイレが近い二人のせいで加速するゲームに必死で食いついていくのを抜いた切り抜き。

まあそれにしては制作にかかるコストが切って貼るスクラップの倍以上あるけど。

真実

実際のところ切り抜きをはじめたきっかけは、AdobeCC加入してるのにほぼイラレとXDで画像切り抜くくらいしか使ってないから、ちょっとでも他のソフト使って元を取りたい! と思ったからです。

そして1年ぶりくらいに動画作ったら、Premiere Proが直接各SNSにアップできるようになってスゲー! となった。

*1:超・要約すると、母親面するファンが、自分が関わったライバーに大量のスパムコメントを送るなどの迷惑行為をしていた、それが止まなかったため。無期限活動中止のままわりとすぐ退所された。正直な気持ちを吐露した動画はもう消えてるけど、このあとしばらく、他のライバーの配信でもファンからの「迷惑じゃないですか」のコメントが多数見受けられた。